〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7丁目3-1
03-3671-0867
・体が不自由で歯科医院への通院が困難である
・寝たきりの家族を歯科医院に連れて行けない
・口腔内の状態が悪いが歯科医院に連れて行くのが大変である
近年高齢化社会に伴い、このようなお悩みをお持ちのご家族が増えてきております。
口は食べることだけではなく、生命や社会的生活を営むために根本的な役割を持っています。また、高齢者にとって痛みやお口に対する不安は若い方に比べ、とても大きい存在です。
そのため、当院では病気などで通院できない方のご自宅や施設に歯科医師を派遣し、在宅診療を行なう訪問歯科診療を行なっております。
医療保険対応になりますので治療費は1,500円前後です。(1割負担の場合)
医院から半径16kmの範囲内が訪問診療可能地域になります。
人間が生きている中で、持病を持たずにいる事がほとんど不可能になってきております。そのため、全身管理が訪問歯科を行なう上ではとても重要になってきます。
当院では歯科麻酔学会認定医が在籍しており、必要があれば訪問診療時に全身管理モニターを使用します。
全身管理モニターは、患者さまのバイタルサイン(血圧、心拍数、動脈血酸素飽和度、心電図)を確認しながら診療することができ、緊急時にも対応が可能です。そうすることで患者さまもそのご家族も安心して診療を受診していただく事ができます。
当院では、訪問による定期的な口腔ケアを行なっています。
ご高齢の患者さまは飲み込む機能が低下していて、誤嚥を起こしやすくなっています。そのため、お口の中の清掃が行き届いていないと、お口の中の細菌が誤嚥により肺に入る事で肺炎が起こります。
体力の落ちたご高齢の方では、肺炎が命に関わることもしばしばあります。定期的な口腔ケアを続けることで、肺炎が起こりづらくなります。
嚥下とは、飲み込みのことです。口の周囲・舌・首などの筋肉を使い、食べ物・飲み物を喉から食道まで送り込む一連の動きのことを言います。
高齢者の方で物を食べたり飲んだりする時に、むせたり咳き込んでしまう方が多いのは、加齢と共に嚥下機能が低下してしまい、通常食道へ行かなければいけない物が気管へ入り込んでしまうためです。
摂食嚥下訓練とは嚥下運動にかかせない筋力を鍛えるためのものです。体の筋力も鍛えなければどんどん衰えていくように、嚥下運動に必要な筋力も鍛えなければどんどん衰え、飲みこむことが困難になってしまいます。そのためには体操やマッサージを行ない、口腔機能を改善もしくは維持していく事がとても重要になります。
そのため当院ではまず口腔機能の評価を行ない、患者さま個人個人の状態に合わせた摂食嚥下訓練を行なっていきます。
訪問診療をご希望の患者さまは、まずはご相談のため当院へお電話ください。