〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7丁目3-1
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インプラントとは、厳密には人の身体に埋め込む人工物のことを言います。
歯科診療に用いられるインプラントは、「デンタルインプラント」と言いますが、近年は歯科におけるインプラント治療が一般的になっており、単にインプラントと呼ぶことが多くなっています。
インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯根(インプラント)を埋入し、歯を補う治療法です。
従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、近年はインプラント治療を希望される患者さまが増えています。
これにより、天然歯とほぼ同等の咀嚼運動(噛み砕き、飲み込む運動)を回復することができます。
痛みに弱い方や歯科に対する恐怖心が強い方には静脈内鎮静法を行いながらインプラント手術を行います。
静脈内鎮静法により、処置中は寝ている状態で処置を行うことができます。
当院でもインプラント治療を行っておりますが、難しい症例の場合はインプラント専門医と協力して診療を行なっています。
そのため、安全で手術時間が短く、術後の疼痛が少ないのが特徴です。
ほとんどの場合、3か月~4か月で被せ物が入ります。
どうしてもインプラント治療は長期間経過することがあります。
(長くて1年くらいかかることもあります。)
当院では術後の経過が良好な為、素早く被せ物を入れることが出来ます。
インプラントはインプラント周囲炎という歯周病にかかるとインプラントを抜かなければいけません。そのためインプラントは、定期的なメンテナンスが必須です。
ストローマンは数あるインプラントメーカーの中で、世界シェアNo.1であり、全世界で500万人以上が治療を受けています。そのために長い実績と高い成功率を誇ります。
骨とインプラントとの結合が非常に早く、およそ2ヶ月ほどで骨へ定着し、骨吸収も少ないという高いメリットがあります。そのため治療期間の短縮が見込めます。
インプラントの長期安定について考えれば、骨吸収しないほうが有利です。そこで考えられたのが、プラットフォーム・スイッチングです。
インプラントの本体よりもその上の土台を小さくすることでインプラント周囲炎が起きにくい環境を作り長期安定性が見込まれます。ストローマンインプラントはメンテナンスを行なえば10年以上使用できる確率が95%以上と報告されています。
インプラント長期経過の文献
1. フィクスチャー712本による293個のインプラント補綴物5年間の安定率は98.7%
Torsten Jemt,DDS,PhD INT J Oral Maxillofac Implants 1989;4:211-2172. 上顎において621本のフィクスチャーによる250個のインプラント補綴物の2~8年の安定率は99%
下顎において506本のフィクスチャーによる247個のインプラント補綴物の2~8年の安定率は97%
Myron Nevins,DDS INT J Oral Maxillofac Implants 1993;4:428-4323. スイスのベルン大学で行われたストローマンインプラントの10年間の臨床研究では、511本のインプラントを使用し、成功率(97%)・生存率(98.8%)が報告されており、長期的な信頼性の高さが証明されています。
ストローマンHPより引用
患者数68人(インプラント埋入240本)
5年未満 | 102本 |
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5~10年 | 70本 |
10年以上 | 63本 |
脱落 | 5本 |
当院はインプラント治療を始めて20年近く経ちます。
全員がメンテナンスで追跡できているわけではないですが、今まででインプラント周囲炎によりインプラント抜去したのは患者数3人で5本でした。
破損の際の保証について
当院ではメンテナンスに来ていただいている場合5年保証をさせていただいております。
その理由はインプラントが脱落した場合、5年以内がほとんどの為です。
メリット |
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自分の歯と同じぐらいに噛めますインプラントを入れた後、硬いものもかみ切りにくいものも基本的には何でも噛めます。 周りの歯に負担がかかりませんインプラントは顎の骨に直接埋入しその上に被せ物を行なう処置です。そのため両隣や隣の歯を削ったりすることがありません。 見た目が自然で審美性に優れますインプラントの被せ物はセラミックで表面を覆うため自然な仕上がりです。どこにインプラントの治療を行ったのかわからないほどのこともあります。 |
デメリット |
外科手術を行なうインプラント治療は顎の骨にドリルで穴をあけ、そこにインプラントを埋入していく外科手術です。そのため術中、術後の痛みや腫れが起こることがあります。 自費治療になりますインプラントは保険では1部の場合を除き保険診療では行えません。そのため治療費が高くなります。 適応できない場合があります顎の骨にインプラントを埋入するため、顎の骨がしっかりしていなければインプラント治療は行えません。 |
メリット | 自分の歯と同じぐらいに噛めますインプラントを入れた後、硬いものもかみ切りにくいものも基本的には何でも噛めます。 周りの歯に負担がかかりませんインプラントは顎の骨に直接埋入しその上に被せ物を行なう処置です。そのため両隣や隣の歯を削ったりすることがありません。 見た目が自然で審美性に優れますインプラントの被せ物はセラミックで表面を覆うため自然な仕上がりです。どこにインプラントの治療を行ったのかわからないほどのこともあります。 |
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デメリット | 外科手術を行なうインプラント治療は顎の骨にドリルで穴をあけ、そこにインプラントを埋入していく外科手術です。そのため術中、術後の痛みや腫れが起こることがあります。 自費治療になりますインプラントは保険では1部の場合を除き保険診療では行えません。そのため治療費が高くなります。 適応できない場合があります顎の骨にインプラントを埋入するため、顎の骨がしっかりしていなければインプラント治療は行えません。 |
資料をまとめて患者さま一人ひとりに合った治療法を提案いたします。
また、インプラントの利点、欠点、他の治療法などを30分~60分かけて説明いたします。
インプラントを埋入し、その場所に被せ物をセットします。
インプラントを埋入し、ブリッジもしくは部分入れ歯をセットします。
インプラントを埋入し、ブリッジもしくは総入れ歯をセットします。
BEFORE | AFTER |
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主訴 | 左上に歯を入れたい |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療費 | 90万円 |
治療内容 | 左上にインプラントを埋入しメタルボンドブリッジをセット |
治療のリスク | インプラントを顎の骨に埋入するので痛みがでることがある |
手術は痛いのですか?
インプラントの手術は局所麻酔下で行うので術中に痛みが出ることはありません。術後に痛みや腫れが数日間起こることがありますが、抗生物質と痛み止めで対処できる範囲です。
もしも、恐怖心が強いようでしたら静脈内鎮静下での処置を行うことで術中の恐怖心を和らげ、安心して手術を行えるように配慮いたします。
インプラントは1度行うと一生使用できますか?
インプラントは一生使用できるわけではありません。歯周病の歯と同じように抜けてしまうことがあります。
下記の論文で10年の長期安定が見込まれることは証明されています。スイスのベルン大学で行われたストローマンインプラントの10年間の臨床研究では、511本のインプラントを使用し、成功率(97%)・生存率(98.8%)が報告されており、長期的な信頼性の高さが証明されています。(※ストローマンHPより引用)
ただ、長期間使用するためには普通の歯と同じようにメンテナンスが絶対的に必要です。
インプラントを行う最大のメリットは何ですか?
これは私の勝手な考えですが、最大のメリットは両隣の歯や他の歯を削ったり、神経を取ったりすることなく新しい歯を作ることができることだと思います。
どうしても他の治療法(ブリッジや入れ歯)ですと、隣の歯に負荷がかかり、場合によっては神経をとる処置を行い歯の寿命を短くしてしまうことがあります。顎の骨にインプラントを埋入することで新しい歯を作るので、これは何事にも代えられないメリットだと考えております。
自分の歯と同じように硬いものが噛めますか?
噛めます。
ご自身の健康な歯の噛む力が100だとすると、インプラントは90近く噛む力があると言われています。ブリッジが60~70、入れ歯が40ぐらいと言われていますので、限りなく硬いものを自分の歯と同じように噛めるようになります。